「カチカチのおっぱいがフワフワに!」桶谷式母乳マッサージを受けるとそんな感覚になります。
私は何度も母乳トラブルを起こして、2ヵ所の桶谷式の母乳外来に計30回以上通いました。
その中で教わり、最も効果のあったセルフマッサージを紹介します。
- 桶谷式母乳マッサージに興味がある
- 完母を目指したい
- 母乳量を増やしたい
- セルフケアで母乳外来へ通う頻度を減らしたい
桶谷式母乳マッサージの特徴・効果は?
桶谷式の特徴は?
最大の特徴は、独自の基底部(大胸筋と乳腺体の後面の境界)マッサージを行い、血液・リンパの流れを良くして乳房の状態を整えていくこと。
桶谷式母乳マッサージは、以下の条件を満たした「桶谷式乳房管理士」という母乳育児支援の専門家によって行われます。
・助産師の国家資格
・桶谷式乳房管理法研修センターで1年間の研修を修了
・桶谷式母乳育児推進協会の認定
全国に約330ヶ所ある「桶谷式母乳育児相談室」などでマッサージが受けられます。
乳腺から溜まったおっぱいがビューと飛び出して最初はびっくり!
マッサージの効果は?
・血行を良くして母乳を作りやすくする
・赤ちゃんがくわえやすい柔らかいおっぱいにする
・ママのリラックス効果
桶谷式に通うたび、「カチカチのおっぱいがフワフワ!」の感覚が得られます。
何より、カラダ全体がスッキリ!
自分でできる桶谷式母乳マッサージのやり方は?
プロにやってもらうのが一番!なのですが、トラブルがなければセルフケアでも可能。
2ヵ所の桶谷式母乳相談室で教わった中で最も効果のあったマッサージを紹介していきます。
※正直、桶谷式で30分施術した方が効果は実感できます。あくまでセルフケアです。
私も定期的に桶谷式の施術を受けながらセルフケアを続けています。
トラブルが減って通院回数が減るのでおすすめ!
※温めてマッサージすると逆効果になる可能性があるので注意
・乳腺炎などトラブルの場合は、すぐに母乳外来などを受診!←自分では痛くてできない!
・痛みを感じたら、無理に続けず中止
準備するもの
・蒸しタオル(お湯とハンドタオル)
・横になれるベッドやソファ
湯船の中で行うと、血液循環が良くなり、効果的です。
ただ、産後すぐは入浴できなかったり、赤ちゃんと入浴すると湯船ではゆっくりできないですよね。
仰向けで好きな時間に、無理なくマッサージするのがおすすめ!
マッサージの手順
マッサージは大きく分けて「乳房マッサージ」と「乳頭・乳輪マッサージ」の2つあります。
②乳頭・乳輪マッサージ:赤ちゃんがくわえやすいよう、乳房を柔らかくする
- STEP1ウォーミングアップ肩をグルグル前後に回す。
前、後ろと5回ずつ回し、血行を良くします。 - STEP2おっぱい全体を温める仰向けになり、温めたタオルを乗せておっぱい全体を温める。
ゆっくり深呼吸をするとさらに効果が得られます! - STEP3乳房マッサージおっぱい全体を手で包み込み、上下左右に大きく優しく動かす。
おっぱいを基底部から少しずつ剥がすイメージで。
※この基底部が大胸筋に癒着するとカチカチのおっぱいの原因に - STEP4乳頭・乳輪マッサージ指で乳頭を多方向からつまむ。
親指・人差し指・中指の3本で乳頭を左右上下と方向を変えながら15回ずつつまむ。
母乳マッサージ以外にできるセルフケア
・頻回授乳
・水分を意識的に摂り、体を温める
・食事以外で不足しがちな栄養(タンパク質、カルシウム、鉄分)を補給
別記事でまとめているので良ければ参考にしてください。
コメント