授乳中に噛まれて痛い、出血して傷ができて困っている
授乳中に噛まれて乳首が傷になると、辛いですよね。
専用の乳頭保護クリームを塗るのも良いですが、キズパワーパッドを貼れば治るスピードが格段に違います。
さらに傷を治しながら授乳中に痛くないという、まさに救世主です。
今回は、キズパワーパッドを乳首に貼るときの注意点やコツをまとめました。
- 貼ったまま授乳できる?
- 効果はあった?
- 乳頭保護クリームと比べてどう?
など、ありのままの体験談も紹介していきます。
乳頭保護クリーム・乳頭保護器じゃダメ?
浅い傷なら乳頭保護クリーム
乳首の乾燥を防いで、切れにくくする予防という意味では、馬油やワセリン、カレンデュラオイルなどがあります。
乳頭の傷を治すという意味では
- 乳頭保護に特化した専用のクリーム
- 乳頭の傷を早く治す天然成分「ラノリン」配合
- 赤ちゃんがくわえても大丈夫
という基準を満たしたランシノーとピュアレーン100が効果をより実感できました。
※塗ったあとにラップで覆って保湿すると、さらに効果は高まります
私の経験上、浅い傷ならこの2つで対処可能です。
母乳育児には欠かせないアイテムなので、自宅に1本あると安心です。
乳頭保護クリームで対処可能な目安
・血が出ていない傷
・よく見ると分かる程度の傷
・授乳中まだ痛みに耐えられる
であれば、乳頭保護クリームで対処可能だと個人的には思っています。
逆に、それ以上の痛みであればキズパワーパッドの使用がオススメ!
※乳頭保護クリームとキズパワーパッドの効果の違いは後述します。
乳頭保護器は?
新生児の時にうまく吸えず使っていた乳頭保護器。
乳首の激痛に耐えきれず購入しましたが、約1年間完母の娘は全く受け付けず…
※後から助産師さんに聞くと、乳頭混乱になるからおすすめはしないと言われました
キズパワーパッドのメリットとデメリット
キズパワーパッドの特徴
キズの治癒には、水やバイ菌の侵入を防ぎ、外部の刺激からキズ口を保護することと、乾燥させずにキズ口に出てくる体液(滲出液)を保ち、適度な湿潤環境を維持することが大切です。 キズパワーパッド™は、キズ口を密閉して外部からの水やバイ菌の侵入をしっかり防ぐ一方、体液をやわらかいゼリー状(ゲル状)にして吸収・保持し、適度な湿潤環境を維持します。つまり、キズパワーパッド™は、キズの治りに最適な環境を作り出すのです。それによって自然治癒力を高まり、キズが早く治るのです。
引用元:BAND-AID®
キズパワーパッドのメリットとデメリット
- 自然治癒力で傷を早く治す
- 痛みを和らげる効果がある
- かさぶたを作らずに皮膚を綺麗に再生
- 傷口から新たにばい菌が入るなどのリスクが小さい
- 完全防水素材なので水に濡れても大丈夫
傷口をぴったり覆い、人間の体液の働きを最大限に活用して柔らかい皮膚を再生させていく、モイストヒーリングの効果が最大のメリット。
痛みを和らげたり、完全防水だったりと乳首に貼っても安心。
普通の絆創膏に比べて、剥がれにくいことも魅力です!
- 価格が高い
- 伸縮性があまりない
- 剥がすときに痛い(コツがいる)
伸縮性があまりないので、乳首の境目などは剥がれやすい場合があるので、貼る時は慎重に…
キズパワーパッドの貼り方とコツ
何も塗らずに貼る
クリームや消毒液、軟膏などはかえって治癒の妨げになるので使わない。
乳首を清潔にした状態で何も塗らずに貼るのが正解。
2~3日に1回貼り替えて使用します。
貼るとき・はがすときのコツ
はがれにくくするには、貼る前に両手で1分ほど温め、貼った後も1分ほど手で押さえると、しっかり密着してくれます。
はがす時は、端を軽く横に何回か引っ張って粘着面に空気を触れさせながら、ゆっくりはがします。
それでも はがれにくい場合は、温めたり温水を流し入れるようにするとOK。
一気にひっぱってはがすのはNG。←激痛です
お風呂で慎重にはがすのがオススメ!
乳首にはスポットタイプが最適
8つのサイズがありますが、乳首にはスポットタイプが適しています。
普通の絆創膏と比べると、こんな感じ。
もっと大きいサイズを切って使うことも可能ですが、切った部分から粘着性は弱まってしまい、密閉ができず剥がれてしまって効果が発揮できません。
キズパワーパッドを貼ったまま授乳できる?効果は?
私の場合、乳首の根元付近に出血を伴った傷ができていました。
乳頭保護クリームを塗って保湿しても改善せず、キズパワーパッドを貼ることに。
最大の難関は、乳腺をふさぎ過ぎずに貼ること
なるべく傷以外の乳腺にかからないように貼るのが最大の難関。
必要以上に乳腺をふさぎ過ぎると、白斑ができたり乳腺炎になってしまいます。
実際、私も広範囲に貼って乳腺炎になりかけました。
鏡で確認しながら、傷口ピンポイントに貼るのがオススメ
貼ったまま授乳できる?
貼ったままで違和感なく授乳できます。
かなりの回数授乳してきましたが、剥がれたことは一度もありません。
普通の絆創膏なら赤ちゃんが剥がそうとしますが、キズパワーパッドならその心配も無用。
効果はあった?
乳頭保護クリームを塗ったときと比べ、驚くほど早く傷口もキレイに治ります。
私の場合、
血がにじむくらいの傷なら5日〜1週間
流血するほどの傷でも10日〜2週間
で治りました。
- 傷が治るのが圧倒的に早い
- 授乳中に痛みや違和感をほとんど感じない
- 何度も塗る必要がない
貼っている間、痛みが軽減されてストレスなく授乳できたのが良かった!
まとめ:授乳中に噛まれた乳首の傷にはキズパワーパッド
授乳で乳首に傷ができた時の救世主、キズパワーパッド。
専用の乳頭保護クリームを塗るのも良いですが、治るスピードが格段に違います。
少しコストはかかりますが、早めに貼るとストレスなく授乳できるし、何より悪化を防げます。
貼り方のコツを参考に、ぜひ試してみてください!
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